㈱TMLは、2003年よりソフトスチーム技術を利用した食品加工の技術開発を行ってきました。これまでは、野菜等の加工を開発し、事業を行ってきましたが、2012年お米の加工技術を開発し、2014年より㈱新井機械製作所と協力し、美里工場(埼玉県児玉郡美里町大字北十条450)にて事業を開始しました。
1、秋田県大潟村あきたこまち生産者協会との連携
同協会と連携し、あきたこまちの玄米をソフトスチーム加工し、「奇跡の早稲田米物語り」として商品開発し、生産を開始しました。
【ソフトスチーム】 早稲田大学先端システム研究所と埼玉県産業技術総合センター、㈱T.M.Lとの共同研究で開発された食品加工技術(特許取得済)です。20°~98°の範囲で常圧での飽和水蒸気を利用した食品加熱技術です。食品ごとに食感、食味、栄養機能を最適化し、食品の有効成分が溶出しない技術です。
2、NPO法人本庄ファンクラブとの連携
本庄・児玉郡市で生産されている自然農法栽培の「キヌヒカリ米」をソフトスチーム加工し、「本庄・早稲田米」の定期購入(宅配)を計画しています。
【自然農法栽培米】 無農薬、無除草剤、無化学肥料で3年以上栽培歴のある田んぼで栽培されたお米です。
3、香港で開催されたアジア最大級の食品見本市「FOOD EXPO 2013」に出店
(公財)埼玉県産業振興公社(埼玉国際ビジネスサポートセンター)の支援により、平成25年8月15日(木)から17日(土)まで香港コンベンション&エキシビション・センターで開催された「FOOD EXPO 2013」に埼玉県内企業6社とともに出店しました。今回、日本からの出展は過去最多で、36都道府県から231の企業・団体が出展しました。「埼玉ブース」では、世界的に益々高まる安心・安全志向、健康志向、環境配慮などをふまえた食品や、"新しい機能"、"新しい付加価値"を備えた食品を展示し、海外市場への販路開拓を目指しました。
【FOOD EXPO 2013 】 中華人民共和国香港特別行政区で開催されるアジア最大級の食品展示会。香港は、世界でも食に対する関心が特に高いといわれ、また、中国本土へのゲートウェイとしても注目の的であるため、世界中から多数の出展者があり、来場者数も非常に多い。 (前回実績: 一般来場者 39 万人、バイヤー1 万 2 千人)